偶然の出会いが、 人生を変えることもある。
子どもが幼稚園に入り、そろそろ働きたいと思い始めた頃のことだ。自分自身もそろばんを習っていた経験があったから、パート募集の文字を見て「これなら私にもできるかもしれない」と直感した。実際に働く人たちに会ってみて温かい空気が流れていた。形式的なやり取りではなく、一人の人間として向き合ってくれている——そんな感覚があった。
しかし、入社直後は決して順風満帆ではなかった。研修もなく「とりあえず教室に行って覚えて」というスタイル。正直、辞めようと思ったこともある。けれど、ついてくれた先生が一つ一つ丁寧に教えてくれて、少しずつできることが増えていった。続けていくうちに「あ、これ楽しいかも」と思えるようになった。あの時、辞めなくてよかった。
インタビュー中、これまでの歩みを語る飯塚先生





